捨て駒ちゃんの頭の中

仕事イヤイヤ期Z世代がZ世代のトリセツ書いてます

【うざい?!Z世代志向】仕事編③精神が病んでいく新人達

こんにちは。

 

21新卒として新社会人になった捨て駒ちゃんと申します。

 

Twitters8MyEhRmHbUzJbBのアカウントの主、20~21新卒

短期離職(したい)界隈で色々な人を見ていく中で考えたことについて話しています。

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今までの仕事編①、②では「金銭面」「人間関係面」に関する記事を書いてきました。

 

sutegomachan21.hatenablog.com

 

 

本日は三回目の仕事編、【精神が病んで辞めていくZ世代新卒】について

  • 彼らの病気の正体
  • 病気の症状
  • 復職させるには
  • 精神病の前兆
  • 精神疾患になりやすい人

について書いていこうと思います。(あくまでも傾向です。すべてのZ世代がこうではありません)

 

まず何ていう病気?

 

まず、新卒が仕事、職場を原因として精神科、心療内科にいった場合、

彼らのほとんどが適応障害という病名と診断されていることが多いです。

人によっては、これに重ねてさらに「うつ病」「不安障害」「双極性障害」「自律精神失調症」「パニック障害」などを患っていて、その症状は様々です。

 

いろいろな精神障害がある中で「適応障害」であるか。

それは適応障害は、ストレスの原因が(ここでは仕事)はっきりしているからです。

逆に、理由はないけど漠然とした不安の場合は適応障害ではありません。

 

適応障害の症状

過度のストレスが引き起こした体調不良によって日常生活がままならない状態。

 

具体的には

身体症状:動悸、息切れ、不眠、過眠、食欲不振、過食、頭痛、肩こり、腹痛、めまい、喉のつっかえ感

精神症状抑うつ気分、不安、怒り

 

さらに

突然涙が出てくる、人混みや騒音に耐え難い苦痛や不安、希死概念、過呼吸、胸の閉塞感、体が動かない、判断能力低下

 

といったものがあります。

通勤途中で車に轢かれそうになって、「このまま死にたかった」という話を聞いたのは

一度や二度ではありません。

 

新人さんはそのような症状に耐えながら、必死に戦ってきたんだと思います。

 

適応障害を治して職場に復帰してもらう方法は???

 

ありません。

誤解を避けるために言うと、会社側に出来ることはありません。

原因となったしまった職場は何もしない、本人にかかわらないことが最も本人のためです。

その方との連絡を最小限に、必要なことはメールやチャットで行って下さい。

 

見落としがちですが、職場からの電話は本人にとって想像を絶するストレスです。症状が長引く大きな原因なので可能な限り避けてください。

 

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適応障害は発症要因となった明確な事柄が本人にとって消えない限り、治ることはありません。復職するか否かはあとは本人次第なので、職場が出来ることは見守ることしかありません。下手に接触すれば彼らは二度と戻ってこないでしょう。

 

発症する前兆 あなたの周りにこんな人はいませんか?

部下が精神疾患を発症した人たちは「まさかあの子が」「悩んでいるようには見えなかった」といいます。

 

ですが、よほどのポーカーフェイスでない限り何らかの兆候があったはずです。

 

  • 来る時間がギリギリになった →朝、ベッドから動けない
  • 頻繁にトイレが長い →もしかしたら泣いているかも
  • 泣く回数が増えた、ハードルが下がった →言葉すべてが自己否定に聞こえてるかも
  • 静か、真面目だった子が急に定時に帰る、物申すようになる →周りを気にする余裕が無くなっているかも
  • 早退、欠席が増えた →相当追い込まれている、すでに体調に異変がでてきているかも

これらに気付いていないと「突然病んでしまった」ということになるのです。

ここまで来たら、少しつつけば事が起きると思っていいでしょう。

 

精神疾患になりやすい人の特徴

 

日常生活で「あんな嫌な奴ほど図太く長生きするんだよな」と思ったことはありませんか?

そういった方々は人に気を遣わず、自分のためだけに生きているから、精神疾患とは無縁で長生きするので、この言葉は合理的であると言えます。

 

逆に一見、精神疾患に縁がなさそうな、明るくて、周りから好かれている人ほど、そういった事態に陥ることは少なくないのです。

 

  • 常に笑顔、明るい
  • 周りに気を遣える
  • YESマン、「大丈夫です」が口癖
  • 責任感が強い
  • 礼儀正しい

これは本人の性格であり、自身の精神を犠牲にした努力によって形成されたものなのです。

そして気持ちのコントロールが苦手で、精神をすり減らしすぎた結果、気付いたらもう立ち上がれなくなるところまで来てしまうのです。

 

まとめ

今回は【病気】という観点から、Z世代を眺めていきました。

これを機に少し新人のことを考えるきっかけになってくれれば幸いです。

コロナ過で精神科、心療内科の予約は非常に取りづらくなっています。

 

少しでも病院のお世話になる人が減ることを祈っています。

日本がストレス社会と言われなくなる日は来るのでしょうか。

 

次はZ世代が「無駄だと思っている仕事」について書きます。

 

捨て駒ちゃん