【うざい!?Z世代志向】仕事編②(人間関係面)気付かぬうちに新人を追い込んでいませんか?
こんにちは。
本日も【仕事における】Z世代の考えていることをまとめます。(あくまでも傾向です。全てのZ世代がこうではありません)
前回はの仕事編①では「金銭面」に関する記事を書きました。
社会人として多くの時間を割いているのに金銭面的にで生活をするのが苦しい、ということを前提でお読みいただけると幸いです。
さて、今日のZ世代、仕事に対する志向は。。。
2 怒られても育ちません、育つ気失せます
前回に引き続き多くの反感を浴びそうですが、これが新人がやられる大きな上司とのギャップであることは事実です。
早期離職、休職する新人の多くが人間関係によってそういった状況に追い込まれているのは、想像が出来るのではないでしょうか。
想像に容易いのにも関わらず、新人の人間関係について気を遣わない職場が多すぎるのです。
自分の人間関係位自分で何とかしろ、とお思いかもしれませんが少し前と状況が違うので前回同様、今の新人の立場を見ていきましょう。
【学生時代】
・売り手市場での就活 (他社と比較して御社を選択した)
・SNSの発達により他者からの評価がより重要 (承認欲求が強い)
・自分と他者を比較して育ち、自己肯定感が低いため、上げたい
・自分で自分の仲良くする人を選べた
【入社後】
・暖かい人事と冷たい現場の雰囲気のギャップ
・出来て当たり前、出来ないと叱る
・とりあえず新人のせいにされる
・上司からのいじめ (無視、雑用の押し付けの常態化)
・その他様々なハラスメント
まとめると【自分を大切に扱ってくれないというハードルが前よりも低い】からです。
また、【自分を無下に扱う人に強い嫌悪感】を感じます。
Z世代はSNSの発達によって、職場で一人になっても、同じ境遇の人と繋がり助け合うことが出来、
・短期離職をしている人が少なくないこと
・自分がハラスメントにあたることをされていること
・会社がどの労働基準法に違反しているかということ
・自分を守り、助けを求める方法があること
を知っています。
それほど良くも悪くもSNSは多くの情報に溢れていて、一番に敏感なのがZ世代です。
相手の感情に敏感なため、
頭ごなしに怒る=人格否定 と捉えるケースも少なくありません。
叱るならそれなりの理由と次どうすれば良いか、叱る内容の何倍の数の他の良かったところを言えるまでではないとZ世代のやる気はみるみるうちに落ちていきます。
そしてやる気を失った新入社員には、
会社の一挙手一投足がすべて監視されてると思ってやりすぎではありません。
ラインのスクリーンショット、サービス残業をした記録、ボイスレコーダー、自身の診断書をもって上に掛け合うなど、Z世代からしたら朝飯前、いつでもそれをもって労基に駆け込める準備をしています。
年数の短さ故、会社への愛着心がないので裁判をしても、会社がつぶれてもどうでもいいんです。そのあと自分が生活していくための国の補助があるのも知っています。
最初は純粋で、忠誠心とやる気があった人ほど、自分の捧げた感情が大きいのでこの傾向は大きいです。
叱り方1つて、Z世代の捉え方はおおきく変わります。
もし
・自身に心当たりがなくても、周りにそういう嫌がらせを新人にしていることを把握している
・続々と辞める新人が名前を挙げる人がいる
・新人の様子がおかしい
と思ったら、気にかけてあげてください。
他の誰かがその原因だった場合、その新人と何らかしらの形で和解か引き離すかしないと、その新人が行動に移すのも時間の問題です。
苦しんだ私から、Z世代の新人の部下を持つ上司の皆様にこのお願いが届くことを祈っています。
捨て駒ちゃん